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「地域ブランドの確立を」 清里丘の公園総支配人 小林昭治さん
2008年02月02日
「言い続けることによって、自分に使命感を与え、実現させる」と語る株式会社清里丘の公園の小林昭治取締役総支配人(49)は、八ヶ岳高原リゾートバス実行委員会の会長と八ヶ岳やとわれ支配人会の事務局長を務め、市内の観光振興を積極的に進める一人。
◇清里行きバス運行
JR小淵沢駅を起終点にしている高原リゾートバスは、風林火山館経由のみだったものを、今年四月から新たに一路線加え、JR清里駅までを結ぶ。二路線になったことで、ホテルや美術館など、市内の主な十八施設をバスが経由する。
この背景には、今年春からスタートするJRグループの大型観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」に呼応したもので、二次交通網の整備が、長期滞在型観光地に必要だという思いがある。
また、「茅ヶ岳・みずがき田園バス」もJR韮崎駅を起終点にスタートすることになっており、「市の生活路線バスと二次交通を組み合わせて、市内を繋ぎ合わせることで、観光客だけでなく、交通弱者も利用することが出来るようになる」と話す。
また、「バスで市内を周遊することができるようになれば、車で来ても、知らない道を運転せずに、また、電車で来ても観光スポットを巡ることができるし、お客を飽きさせないと思う」と熱が入る。
小林総支配人は、県の観光振興基本計画の素案を広げ、平成十八年の「観光消費額の推移」を指し、「一人あたりの消費額は、日帰り客が六千三十六円なのに、宿泊客は二万二千八百九十七円も使う。宿泊することで、次に土産品、飲食店へと広がる」という。
◇北杜ブランドの確立
「行政主導の時代は終わった。民間が形をつくって、行政に『一緒にやりましょう』というのをつくっていかないといけない」といい、「例えば、行政が何かしようとしたときに、四千万円かかるとして、民間が汗をかくことで、同じ事業が一千万円で出来る可能性もある」という。
「北杜市は体験する場や温泉施設、森林セラピー、標高千㍍の天地効果、そして明野のブドウ、白州の名水など、すばらしい場所があって、横断出来る。今あるプログラムを引き出して、商品化できるようになれば」とメリットを語る。
市内に点在する温泉施設の代表者を集めた温泉部会や、農業団体の長を集めた農業部会など、職種に合わせた専門部会を立ち上げ、「こんなことは出来ませんか」と投げ掛け、議論し、個々が商品化することで、共通のコンテンツになり、地域のブランド化が加速するという。
「温泉プログラムでも、増富の湯じゃなければできないものは、そこを利用するとかして、共有することも可能だし、北杜ブランドを確立するため、気候風土が違う八ヶ岳や茅ヶ岳、白州・武川で、それぞれブランド化を目指すことも必要だ」と話す。
◇地域の一体感
集客を目指す中で、注目されているのが韓国や中国などのアジア圏観光客の受入れがある。「これからは誰が来るのかわからない時代。英語対応だけでも出来ないといけないし、近い将来、国内の観光客だけで賄えるかどうかわからない。われわれもクオリティーをあげていかないと」、「お客も勉強しているし、偽りは出来ない。本物を出すことだと思うし、地域の一体感が非常に重要になる」ともいう。
◇地域のレジャー施設
「丘の公園は、ゴルフコースというイメージが強い。このイメージからの脱却が必要」と話し、その方法として、アクアリゾートの温泉とプールを利用した健康指導プログラムの提案と、アクアリゾートとゴルフコースのレストランに「まきばレストラン」のノウハウを投入して、「もう一度食べに行きたいという気持ちにさせる料理やサービスの提供を検討している」と、上質なサービスを目指す。
さらに施設全体の職員教育の取り組みとして、「一円でも心から『ありがとうございます』といえるよう教育に力を入れていく」と話し、「(普通の)スポーツクラブではなく、『リゾートなんだよ』で、集客に結びつけたい」と、自社も含め、地域を巻き込んだ観光振興を検討している。
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「言い続けることによって、自分に使命感を与え、実現させる」と語る株式会社清里丘の公園の小林昭治取締役総支配人(49)は、八ヶ岳高原リゾートバス実行委員会の会長と八ヶ岳やとわれ支配人会の事務局長を務め、市内の観光振興を積極的に進める一人。 ◇清里行きバス運行 JR小淵沢駅を起終点にしている高原リゾートバスは、風林火山館経由のみだったものを、今年四月から新たに一路線加え、JR清里駅までを結ぶ。二路線になったことで、ホテルや美術館など、市内の主な十八施設をバスが経由する。 この背景には、今年春からスタートするJRグループの大型観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」に呼応したもので、二次交通網の整備が、長期滞在型観光地に必要だという思いがある。 また、「茅ヶ岳・みずがき田園バス」もJR韮崎駅を起終点にスタートすることになっており、「市の生活路線バスと二次交通を組み合わせて、市内を繋ぎ合わせることで、観光客だけでなく、交通弱者も利用することが出来るようになる」と話す。 また、「バスで市内を周遊することができるようになれば、車で来ても、知らない道を運転せずに、また、電車で来ても観光スポットを巡ることができるし、お客を飽きさせないと思う」と熱が入る。 小林総支配人は、県の観光振興基本計画の素案を広げ、平成十八年の「観光消費額の推移」を指し、「一人あたりの消費額は、日帰り客が六千三十六円なのに、宿泊客は二万二千八百九十七円も使う。宿泊することで、次に土産品、飲食店へと広がる」という。 ◇北杜ブランドの確立 「行政主導の時代は終わった。民間が形をつくって、行政に『一緒にやりましょう』というのをつくっていかないといけない」といい、「例えば、行政が何かしようとしたときに、四千万円かかるとして、民間が汗をかくことで、同じ事業が一千万円で出来る可能性もある」という。 「北杜市は体験する場や温泉施設、森林セラピー、標高千㍍の天地効果、そして明野のブドウ、白州の名水など、すばらしい場所があって、横断出来る。今あるプログラムを引き出して、商品化できるようになれば」とメリットを語る。 市内に点在する温泉施設の代表者を集めた温泉部会や、農業団体の長を集めた農業部会など、職種に合わせた専門部会を立ち上げ、「こんなことは出来ませんか」と投げ掛け、議論し、個々が商品化することで、共通のコンテンツになり、地域のブランド化が加速するという。 「温泉プログラムでも、増富の湯じゃなければできないものは、そこを利用するとかして、共有することも可能だし、北杜ブランドを確立するため、気候風土が違う八ヶ岳や茅ヶ岳、白州・武川で、それぞれブランド化を目指すことも必要だ」と話す。 ◇地域の一体感 集客を目指す中で、注目されているのが韓国や中国などのアジア圏観光客の受入れがある。「これからは誰が来るのかわからない時代。英語対応だけでも出来ないといけないし、近い将来、国内の観光客だけで賄えるかどうかわからない。われわれもクオリティーをあげていかないと」、「お客も勉強しているし、偽りは出来ない。本物を出すことだと思うし、地域の一体感が非常に重要になる」ともいう。 ◇地域のレジャー施設 「丘の公園は、ゴルフコースというイメージが強い。このイメージからの脱却が必要」と話し、その方法として、アクアリゾートの温泉とプールを利用した健康指導プログラムの提案と、アクアリゾートとゴルフコースのレストランに「まきばレストラン」のノウハウを投入して、「もう一度食べに行きたいという気持ちにさせる料理やサービスの提供を検討している」と、上質なサービスを目指す。 さらに施設全体の職員教育の取り組みとして、「一円でも心から『ありがとうございます』といえるよう教育に力を入れていく」と話し、「(普通の)スポーツクラブではなく、『リゾートなんだよ』で、集客に結びつけたい」と、自社も含め、地域を巻き込んだ観光振興を検討している。
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