できごと

ハーブの香りに包まれて 甲斐大泉駅

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大泉町西井出のJR甲斐大泉駅の花壇に植えられている様々な種類のハーブが、6月14日現在、見ごろを迎え、駅の構内にやさしい香りが漂っている。

このハーブは、〇四年六月から甲斐大泉駅の駅員をつとめる影沢礼子さん(大泉町西井出)が、ハーブの香りに包まれた駅にしたいと、四年前から植え始めたもので、現在は、スペアミントやレモンミントなどのミント系を中心に、約十種類のハーブが、駅舎周辺の花壇やプラットホームの植木鉢に植えられている。

また、待合室にはレモンバームの葉が花びんに飾られて、室内は爽やかな香りに包まれており、影沢さんは「列車を待つ間の少しだけの時間を、ゆっくりと過ごしてもらえたら」と話し、「まだまだ種類は少ないですが、少しずつハーブを増やして、駅を利用する方々に喜んでもらいたい」と語っている。

甲斐大泉駅は、一九七〇年十月以降、JR東日本が「簡易委託駅」として、旧大泉村に窓口業務を委託しており、現在は、北杜市観光協会大泉支部が委託を受けて乗車券の発売や出札業務を行っている。

■JR甲斐大泉駅の場所