木の玩具で「子供に夢を」

長坂駅前商店街のおいでやギャリーで、「古舘尚樹手作り玩具展」が開かれている。七月二十日まで開催。

「孫の喜ぶ顔が見たい」と木製の玩具作りを始めるようになったという古舘尚樹さん（66）の作品の集大成で、手作り玩具を通して木のぬくもりを紹介する。

展示作品は、宇宙戦艦ヤマトをはじめ、スペースシャトル、サンダーバード１号、ラピュタの飛行船などのほか、電話、トイレットペーパーホルダー、台所用品など様々。また、子供連れのために、遊びのコーナーも設けている。

今回展示中の宇宙戦艦ヤマトは制作に三ヵ月を費やした大作で、雑誌に掲載されたヤマトの紹介図を拡大して、細部に渡り手作りし、それだけでは子供の手に重たいと、船体本体の内部をくり貫き、全体を軽くする工夫も行ったという。

問い合わせは電話32-1161まで。