できごと

「おばあちゃんの家」で結婚式

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高根町清里の財団法人キープ協会敷地内にあるロケセット「西の魔女・おばあちゃんの家」で、七月二十日、結婚式が初めて行われ、式の招待者や一般来場者など約七十人が、キープ協会職員の斎藤薫さんと、元同協会職員の園子さん夫妻の門出を祝った。

今回の挙式は、斉藤さん夫妻が、映画「西の魔女が死んだ」で描かれている生活スタイルを目指したいという思いから、二人の出発点として、同映画のロケセットであるお婆ちゃんの家を挙式会場に選んだという。

挙式では、セット内のハーブを使ったブーケを手にした園子さんを、薫さんがテラスで迎え、二人が「二人が出会ったところで夫婦となれることはとても幸せです。あたたかい家庭を築きます」と誓いの言葉を述べると、集まった親族や友人のほか、ロケセットを訪れた観光客が温かい拍手を送った。

キープ協会研修交流事業部体験交流部の山本真部長は、「おばあちゃんの家での挙式は、一般来場者も参加するオープンスタイルなので、自由な雰囲気の中での式を望むカップルに利用してほしい」と話している。

一方、ロケセットの一般公開は、十一月三十日までの毎日行っている。
開場時間は午前十時から午後六時までで、九月一日からは、午後四時閉場。入場料は三百円(小学生以下二百円)。
問い合わせは電話48-2071まで。

■おばあちゃんの家の場所