できごと

明野町の音事協の森で記念碑除幕式

  社団法人日本音楽事業者協会(以下:音事協)では、七月二十七日、「音事協の森」記念碑の除幕式を行った。

当日は雨が降る中、音事協の代表者や市の職員、緑の少年少女隊など約五十人が参加し、音事協の五藤宏専務理事が「この森を環境教育の場として全国へ発信して、北杜市の名を全国にひびかせたい」とあいさつ 。除幕式では、歌手の北島三郎さんが書いた「音事協の森」という文字が彫られた記念碑が姿を現した。

約一・五ヘクタールの敷地には、入り口には東屋を設置し、遊歩道が整備され、春の森、夏の森、秋の森、冬の森など、エリアごとに異なる種類の木が植樹されている。また、駐車場に設置された看板には音事協の森開設の趣旨が書かれている。

白倉政司市長は「看板や記念碑の設置で趣旨が明確になり、良かったと思う。やはり第一号に選定されたことは嬉しい。音事協に感謝している」と話している。

音事協の森は、明野町小笠原地区の市有地で、北杜市が「音事協の森・第一号」に認定されたことから、昨年十月に記念植樹が行われ、今年四月にも明野小中学校の生徒や父兄たちによって千五百本を植樹している。