くらし

「北杜の恵み」シリーズ 新商品を販売

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小淵沢町の有限会社久保酒店(久保公博社長)は、同社のプライベートブランド(以下、PB)商品「北杜の恵み」シリーズとして、このほど、白州町産ブドウを使った赤ワイン「北杜ルージュ」(七百二十㍉㍑・税込み価格千六百八十円)と、須玉町で栽培したリンゴを原料にしたワイン「津金りんごのスパークリング」(五百㍉㍑・税込み価格千円)の販売を開始した。

PB商品の「北杜の恵み」は、市内で栽培された農作物を用いた酒を、地域ブランドとして確立しようというもので、これまでに日本酒を二品目販売し、売上金の一部を、青少年育成基金として市の教育委員会に寄付している。

今回、新たに販売した「北杜ルージュ」は、白州町内の二軒の農家が栽培したベリーAと呼ばれる品種のブドウのみを使用し、同町白須の江井ケ嶋酒造が製造。久保社長は、「やわらかいうま味とゆっくり開く優しい香りが特徴」と話す。

また、「津金りんごのスパークリング」は、須玉町の津金りんご部会が栽培した富士りんごを原料にして、甲州市の大和葡萄酒が製造したもので、「果実の甘さがそのまま伝わる味わいで、微炭酸なので暑い夏にぴったり」(久保社長)という。

販売は、久保酒店のほか、道の駅こぶちさわ、同南きよさとなどで販売し、北杜ルージュは約千本、スパークリングは約五百本の限定生産となっている。

問い合わせは電話36-2034まで。