東京都の丸の内オフィス街で、早朝にヨガ教室などの文化教室を開催している市民講座「丸の内朝大学」の受講生三十人が、八月二十一日から一泊二日の行程で高根町清里を訪れ、アウトドア体験などを通して清里高原を満喫した。
このイベントは、八ヶ岳南麓を、日本一の朝エリアとしてＰＲしようと活動している「ＮＰＯ法人日本一の朝プロジェクト」（佐久間寿夫代表）が、丸の内朝大学を運営している「丸の内朝大学企画委員会」に、企画を提案して実現したもので、今回初めて実施された。
一行は、金曜日の夜に東京を出発して清泉寮に宿泊し、翌朝は朝六時半から、酪農体験やノルディックウォーキング、バードウォッチングなど六つのプログラムに参加。
このうち、清里周辺を自転車で周遊するサイクリングプログラムでは、四人の参加者がマウンテンバイクに乗って清泉寮を出発し、牧場の牛と写真撮影したりして、約五㌔の道のりを楽しんだ。
参加者の一人は、「早起きして自然にふれあい、地元の野菜を使った朝食は、決して都会では味わえない体験でした」と嬉しそうに話した。
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