できごと

交通安全運動週間を前に、打ち合せ会

09121.gif

今月二十一日から三十一日まで行われる「秋の全国交通安全運動週間」を前に、九月十一日、長坂総合支所で関係機関による合同打ち合せ会が行われ、北杜警察署署や北杜市交通安全協会、北杜市の関係者など約五十人が出席した。

挨拶の中で、小幡菊次署長は「県内の交通事故は、高齢者の関わる事故が全体の四割弱を占める」と話し、「高齢者に対して、反射材などを活用してもらうことと、ドライバーは早めのライト点灯を心がけるよう呼びかけてほしい」と語った。

また当日は、安全協会女性部(清水さゆり部長)が作成した約二千個のオオムラサキのマスコットの贈呈式が行われたほか、八月二十八日に須玉中学校で行われた県中学生交通安全弁論大会北杜大会で優勝した白倉歩武君(高根中二年)が、「自転車とわたし」と題した弁論を行い、出席者に、自転車運転時のヘルメットの着用をよびかけた。

今年の運動週間は「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本にして、期間中、市内の中学生や高齢者を対象にした交通安全教室や、JR駅前での街頭指導、ゲートボール大会などを予定している。

北杜警察署によると、今年に入ってから九月十日までの交通事故は、事故発生件数が百三十件(前年比五件増)、死者は二人(同一人減)、怪我が百九十三人(同二十四人増)となっている。