くらし

手話講習会が「人気」

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九月十日に開校した「手話奉仕員養成講座」が人気を集めている。

この事業は障害者を地域全体で支える地域づくりを基本に、聴覚障害者の理解者となる人材を育成しようと、今回初めて開かれたもので、市の社会福祉協議会が、市から委託を受けて行っている。

講習会は入門編で、全二十回(三百五十時間)を来年二月まで計画。受講生は十四回以上受講することで、修了証書が交付される。

今回の受講希望者は、予定数二十人に対して三倍以上の七十一人が応募し、同社協では、受講者数を見直し、七人増の二十七人とした上で、抽選によって、受講者を決定した。

九月十七日に行われた講習会は、「あいさつ、名前を紹介しましょう」で、講師の岸本祥さんが、「私は岸本です。宜しくお願いします」と手話で紹介。続いて、受講生の中から、手話としてわかりやすい名前や、難しい名前は、指文字と合わせて使うことなどが説明され、手話の基本を学んだ。