くらし

山頂に立てた〜

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日本百名山の父とも呼ばれている、「深田久弥」氏が選んだ「瑞牆山」は、北杜市の最高峰・南ア「甲斐駒ケ岳」と対峙するが如く、奥秩父の西端(県境)を守り、市民の多くの人が登山経験を持っているのではないでしょうか。

屹立した厳しくも威厳を感じる岩峰群(瑞牆の由来)に驚き、初心者の私は、どの様にして、この岩山を登るのだろかと、不安を覚えたが、「十二ケ岳」も登れたからと、自分に言い聞かせて心が少し落着く。

登山とはこんなものだと、岩や木の根・梯子を登り続ける。

弘法岩のコルに出て、わずかに咲き残るシャクナゲの花、可憐なツマトリ草の花に励まされて、巨岩の山頂に立った。

残念ながら、薄雲で、眺望は思うに任せられなかったが、山頂の喜びと、仲間達に感謝・感謝でいっぱいの日だった。

(長瀬八千代)