くらし

救命に必要な心肺蘇生法を学ぶ

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ケガや病気で突然人が倒れたら、どう対処するのかを学ぶ「普通救命講習」が、十一月二十二日、長坂総合支所で開かれ、十六人が参加した。

この講習会は、峡北消防本部韮崎消防署が開いているもので、九月〜来年三月までの日程で、韮崎消防本部と長坂総合支所を会場にして毎月実施している。

当日は、「救急車が到着するまでの間、そばに居合わせた人が救命に必要な応急手当をできるようにする」と講習の目的を紹介。また、救急車の出動状況や心筋梗塞などで倒れる人のデータなどが示され、「救急車を呼ぶ事態に遭遇することは珍しくない」と話す。

実技講習では、心肺蘇生法の基礎から進められ、倒れた人の反応確認、通報、気道の確保、人工呼吸、心臓マッサージなど、一連の流れを参加者が体験し、続いてAED(自動体外式除細動器)の使い方、止血法などを学んだ。  今回の講習会では、「普通救命講習」の修了証も発行される。

長坂総合支所で行われる講習会の今後の予定は、来年一月十七日、二月十三日、三月十四日で、各定員は二十人。受講は無料。詳しい内容は、電話32-2508まで。