できごと

(株)フィオーレが、所有財産売却

0104.gif

小淵沢町の「株式会社フィオーレ小淵沢」(白倉政司社長・資本金二千三百万円)では、現在、会社の整理解散に向けた精算に入り、同社が所有する備品の一括売却を行うことが決まった。

売却を予定しているのは、トラクター一台(アタッチメント含む)、ユンボ一台、軽貨物二台、乗用車一台、トラック一台、ステンレス製カブトムシのオブジェ一体の計七種を一括売却するもので、入札方式による売却を予定している。最低希望価格は四百万円。(写真)

入札は、同社のホームページに掲載している入力フォームをプリントアウトし、配達証明郵便か、直接フィオーレ小淵沢に持参する。一月十五日必着分で締め切る。

株式会社フィオーレは、第三セクターの会社として花パークフィオーレ小淵沢の管理、運営を行う指定管理者となっていたが、近年は、入場者数の減少によって収入見込みが立たず、平成二十年度からは、指定管理者の応募がなく、市直営になっていた。

また、二十一年度は、十六㌶のうち、八㌶を体験農場、八㌶を無料の花公園として運営していた。

今回、会社の整理に踏み切った背景には、行政が出資して作った第三セクターによる会社の見直しを国が進めていることと、花パークの運営が、市の直営になったことで、同社の存続の必要性が問われることになり、今年三月末までに会社の整理を進めることになった。

財産の一括売却に関する詳細は、ホームページ上に掲載することにしており、詳しい内容については、冬季休業中のため、今月十二日から対応することにしている。問い合わせは電話36-6611まで。