できごと

大泉町の住民が、水道料金統一の白紙を求める

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大泉町の「大泉町水道問題対策協議会」(山田虎男世話人)が、二月二十六日、北杜市役所を訪れ、「『水道料金統一(改定)』の見直しに関する意見書」を白倉政司市長に手渡した。

意見書は、大泉町で三回にわたって行われた住民説明会で、住民の理解を得ることができなかった。民意を無視して市の決定だけを強引に押し付ける形になり、説明責任が不十分とし、水道料金の統一を白紙に戻し、計画の見直しを求めている。

住民との会談で、白倉政司市長は「上水道の問題は、旧町村長の意見で、できるだけ早く統一を図りなさいというのがあります。国も基本的に統一を図りなさいというのは確か。簡易水道運営委員会から答申を頂いた。執行として苦渋の選択をして出している」と話した。

山田代表は、「苦渋を大泉だけが受けるのはなぜか。(説明会での)意見に対して一つとして私どもを説得していただける説明がない」と話し、三月定例市議会での条例改定の見送りと、地元説明を改めて求めた。

この日提出した意見書に対する回答は三月十二日までとしている。