くらし

長坂地区の4小学校統合し、新「長坂小」開設へ

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六月定例市議会が、六月十五日に開会した。今回の補正額は約三億円の追加補正で、一般会計の総額は二百八十七億円になる。会期は三十日までの十六日間で、二十八日に会派の代表質問、二十九日に一般質問が予定されている。

白倉政司市長の所信表明では、JR小淵沢駅の駅舎改修に向け庁内に検討委員会を設置することを表明したのをはじめ、電子入札制度の準備が整ったとし、今月末に第一回目の電子入札を実施するとしている。電子入札は、工事対象三千万円以上で行うことにしている。

下水道の料金統一については、平成二十三年四月からの統一を目指していたが、市民への周知を図るため「更なる時間が必要」として、一年延期し二十四年四月からの実施に変更するという。

小中学校の統廃合については、今年度末に須玉小学校との統合を計画していた増富小学校は、履修内容や学校間の連携を深めるため、統合を一年延長し、二十三年度末することを示した。

また、日野春、長坂、秋田、小泉の四つの小学校を有する長坂地区は、四小学校を統合して、長坂小学校跡地に新しい統合小学校として開設する意向をはじめて明らかにした。開設は二十五年度を目標にする。

さらに、高根地区は、清里小学校を除く、高根東、高根西、高根北の各小学校を統合する意向で、関係者や関係機関と協議して二十七年度の開設を目指すとした。

このほか、今年九月五日の開催を予定している「北杜歌謡祭」に、歌手の鈴木雅之さんを迎えることを発表した。同歌謡祭では、明野地区の音事協の森で記念植樹を行い、高根やまびこホールでのコンサートを予定している。