できごと

男女が子育てしながら働く環境づくりを提案

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少子高齢化社会の対策として、今後の労働力人口の減少に歯止めをかけ、豊かな社会の実現を図るには、出生率の向上と女性の継続した就業が必要ーと、男女が協力して働きながら子育てをする環境作りを提案する「ワーク・ライフバランス」のセミナーが、九月二十六日、小淵沢町のリゾナーレで開催された。

このセミナーは、親子で参加し、セミナーや自然体験をする一泊二日のプログラムになっている。

初日は、親はセミナーに参加し、子どもはリゾナーレのプログラムに参加することで、ゆっくりとした学びの時間を提供したほか、ハロウィンパレードや朝の散策、収穫体験などを通して親子のきずなを深める内容になっている。

都内から家族で訪れた武藤浩樹さん・佐幸さんは、「(講師の)小室さんの話を聞きたかった」と参加理由を話し、「職場でも残業は良くないという雰囲気になっているので、早く上がるようにしたい」と話している。

このセミナーは今回初めて開かれたもので、リゾナーレ広報担当の田中郁恵さんは「今後も定期的なセミナーとして開催したい」と検討しているという。