できごと

12月定例市議会の一般質問

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十二月二十二日に開会した十二月定例市議会では、一般質問が行われた。今回質問に立ったのは八人の市議で、県環境整備センターの遮水シートの漏水検知システムの異常検知やJR小淵沢駅の駅舎改修と駅前広場整備、公共施設の統廃合に伴う有効活用についてなどを質問した。

一般質問から主な質問を取り上げてみると、今年十月上旬に、明野町の県環境整備センター(廃棄物最終処分場)の漏水検知システムの異常検知に関連し、篠原眞清市議は、安全管理委員会への専門家の招致について市の考えを正した。

市では「前回の安全管理委員会で委員長は『必要が生じた時には、しかるべき手続きを経た後、規定の活用をさせていただこうと思う』といわれました。市としてもそのような措置をとっていただくことが必要と考える」と答弁した。

小淵沢駅舎改修については中山宏樹市議が質問した。

市では、豊かな自然環境や芸術・文化と一体化、山岳風景の駅、高原をイメージした駅という設計コンセプトを紹介し、「八ヶ岳観光圏計画を推進する上でのキーステーションとして重要と考えている」と基本構想の段階で検討することにしている。

また、駅前広場について「ロータリーの計画は、現駅舎の敷地も利用し、大型バスが安全でスムーズな(運行ができる)形態のロータリーを検討する」と答えた。

公共施設の統廃合に関連しては、相吉正一市議が質し、廃止予定施設の有効活用について、「老朽化の度合いによる修繕費の見込みや売却した場合に地域に与える影響などを総合的に判断し、処分の方向性を決定する」とし、貸付を選択した場合は、「借り手の利用目的や地域に与える影響などを考慮して貸付期間を決定する」と答弁した。