できごと

絵本作家の中川さん、名作誕生の秘話を語る

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12月4日、高根町のキープ自然学校で、絵本作家の中川李枝子さんと生活アドバイザーの田中周子さんを迎えた対談が行われ、県内外から約100人が会場に詰めかけた。

「しあわせな時」をテーマにしたこの対談は、「ぐりとぐらの森のひと晩」というプログラムの中で行われたもので、中川さんは、保育士時代の思い出話や、『ぐりとぐら』の誕生のきっかけ、名前の由来などを話し、「子供は十人十色。見れば見るほど面白くてかわいい。子供たちの想像力を豊かにすることが保育者の仕事だから、子供たちに最善のものを与えたいと絵本を描いてきた」と語った。

大泉町在住の田中さんは、現在の生活ぶりを話し、「女性はやっぱり女性をしっかりやっていかなければならない。今この時に自分自身を発揮していくことが大切」と話した。

友人同士だという二人は、参加者からの質問にも答え、そのざっくばらんな会話に、会場は笑いがあふれて、和やかな雰囲気に包まれた。