くらし

公園づくりが地域づくりに

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長坂町づくり委員会が、地域の人材育成を目的に行っている「まちづくり人材育成セミナー」が、二月二十日に開かれた。

同セミナーは、全四回の企画で、今回は第二回目の「街のカタチをつくる〜住民がデザインする生活の場〜」をテーマに疾測量株式会社の石井敬康代表を迎えた。

石井代表は、学生時代から山梨総合研究所に勤務した経験と当時の出来事から、まちづくり計画に地域住民がかかわる機会が少ないことを紹介し、その後、測量会社に転職し、公園づくりにかかわってきた内容を語った。

同社が手がけた長坂まちなか公園では、事前に五つの案を持って行き、説明したが、地元要望が強い傾向になり、「公園の利用目的が決まっているようだった」と回想し、「公園完成後に行われた北の杜まつりを見て、こういう利用をするために要望したんだと思った」と話す。

そして、「どういう使い方をしたいかで、使われる公園になると思った。管理を地域で行う気持ちがあるというのも大切」と話した。

二月二十七日には、第三回目のセミナーが予定されており、NHK甲府放送局のアナウンサー阿部陽子さんを講師に迎え、「日本語っておもしろい・・」が行われる。

会場は北杜市オオムラサキセンターで、入場は無料。午後一時半開場。問い合わせは電話32-5210まで。