くらし

「北杜市フィルムフェスティバル」被災地支援の募金実施へ

市内で撮影された映画の紹介と心臓移植手術を受けた中込空さん(南アルプス市)の支援を目的に、三月十九日に、長坂コミュニティ・ステーションで、「北杜市フィルム・フェスティバル2011」(北杜市、北杜市フィルムコミッション、エジソンの会の共催)が開催される予定だったが、東北地方に甚大な被害をもたらした「東北地方太平洋沖地震」への支援活動に切り換えてほしいと、「中込空君を救う会」より申し出があり、急きょ「東北地方太平洋沖地震の被災者を支援するためのチャリティー募金」に切り換えることをこのほど決定した。

当日は、二部構成で第一部が、甲州戦記サクライザーの特別編集映画の上映とショー、続いて市内で撮影された短編映画「重奏」と「待つ男」の二本が全国に先駆けて上映される。  続く二部では、北杜高等学校の放送部が制作した「フューチャー&ウォーター」と甲陵高等学校の「生徒作品」、そしてチャリティー上映の「ある夜のできごと」の順。

また、上映にあたり中込空君を救う会のメンバーや監督やキャストなどのあいさつも予定されており、映画作りへの思いなども紹介してもらうことにしている。

北杜市フィルムコミッションでは、市内を撮影ポイントにした映画やテレビなどの作品づくりへの市民参加を推進しているほか、市民が中心になった映画作りへの支援なども検討しており、ロケーションに恵まれた市内を広くアピールすることにしている。

午後一時開場で、入場は無料。問い合わせは、電話090-2221-8550まで。