くらし

市内でも、被災者への支援の輪広がる

東北地方太平洋沖地震で被災した人たちを支援しようと、市内でも支援に向けた活動が始まりつつある。

小淵沢町の中村キース・へリング美術館では、今月14日に「東北地方太平洋沖地震基金 HEART Aid」を開設し、緊急募金を開始した。 通常、同館の入館料は1000円だが、オンライン購入に限り入館チケットを800円で購入できるようにし、その全額を被災地へ寄付するという。

詳細は電話0551-36-8712まで。または、同館ホームページ(http://pop-shop.jp/)を参照。

一方、小淵沢町の有限会社伊藤石材工業内「石あるく」では、今月21日に、フリーマーケット「石屋さんでころころリサイクル」の開催を予定していたが、急きょ「東北関東大震災チャリティーバザー」として開催することに決定。 バザーでの売り上げは全額被災地への募金に充てるとし、中央共同募金会(赤い羽根共同募金)へ送るほか、石小物や天然石ブレスレットなど、同社の店頭の商品の売り上げの2割を募金にまわすことも予定している。

当日は午前10時開会。出品者も募集中。問い合わせは電話0551-36-2300まで。

また、高根町清里の財団法人キープ協会では、「アウトドア義援隊」の趣旨に賛同し、広く協力を呼び掛けるとともに、今月14日、51個の寝袋と1個のガスストーブを発送したという。

近隣在住者を対象に、テントや寝袋、ガスストーブの持ち込みを可能としており、今後も引き続き協力していく意向を示している。

詳細は電話0551-20-7701まで。または株式会社モンベル内「アウトドア義援隊」(http://about.montbell.jp/release/disp.php?site_category_id=15&infomation_id=145)を参照。