くらし

市職員が、気仙沼で支援活動開始

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北杜市では一日、東北地方太平洋沖地震の被災地に向けて集めた支援物資と現地の情報収集、被災者の保健相談などを行うため、市職員五人が白倉政司市長に被災地への出発報告を行った。

今回の派遣職員は、物資搬入の担当と避難所で暮す被災者支援の二つに分かれ、宮城県気仙沼市などの被災地を訪れる。

物資搬入担当は、これまで市役所や総合支所の窓口で集められた紙おむつや歯ブラシなどの支援物資を現地に届け、二日には戻る予定で、同乗して避難所を回る保健師三人は、九日まで滞在し、避難所生活を送る被災者の応急処置や保健相談、情報収集などを行うことにしている。

派遣職員を代表して介護支援課の保坂由里子さんは「(現地で)心のケアを進めたい。また、(この経験を)今後の北杜市の防災に役立てたと思う」とあいさつした。

市では、避難所支援職員を九日に迎えに行くことにしており、現地情報を収集して、必要な支援物資を再度集めて現地に届けることにしている。

支援物資に関する市のホームページ http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/kinkyu/