市内の活性化を目指して活動する「エジソンの会」（小池英幸会長）では、四月十六日、長坂町内の中心部にある長坂湖（通称：牛池）周辺を会場にして、「長坂夜桜まつり」を開催し、延べ千三百人が訪れた。
このイベントは、昨年から始まったもので、湖畔の桜を愛でながら、市内の酒造メーカー八社を一堂に集めて、市内の酒類を広く知ってもらいながら、市民の交流を図ろうと企画されたもので、当日、地ビールをはじめ、日本酒、ワイン、ウイスキーなどが並び、各メーカーでは、自社推薦の酒の試飲会を行い、来場者は旬の味にノドを鳴らしていた。
今回のイベントでは、武川町山高の神代桜と共に日本の三大桜として紹介されている三春滝桜がある福島県三春町に、応援のメッセージを送ろうと、会場入口では縦約一・三メートル、幅約三メートルの寄せ書きシートが用意され、中央に描かれた神代桜を中心に、会場を訪れた人たちが、三春町に向けてメッセージを自由に記入した。
イベント会場周辺では、地元の食材を中心にした料理を提供する飲食コーナーが並び、また、北杜市と遠隔地交流を図っている愛媛県伊予市の柑橘類と煮干しの紹介も行われた。
さらに、地元ロックバンドやよさこいチーム四チームが参加し、歌や舞いで会場のムードを盛り上げるなど、満開の桜と地元の酒、地元の料理を楽しむ光景が見られた。
同会では、三春町を応援しようと集めた寄せ書きシートを四月二十三日に、三春町に届ける予定で、現在調整を行っている。
スポンサーリンク
