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神代桜をサンマリノにー大使が表敬訪問

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4月19日、サンマリノ共和国のマンリオ・カデロ特命全権大使が市役所を訪れ、白倉政司市長らと交流を深めた。

この表敬訪問は、観光庁の訪日旅行促進(ビジット・ジャパン)事業の一環として実現したもので、当日は、マンリオ・カデロ特命全権大使とブルーパノラマ航空日本地区の佐藤貢取締役が来庁した。

マンリオ・カデロ特命全権大使は、「山梨もサンマリノもワインが有名ですね」と、白倉市長にサンマリノ産のワインを手渡し、白倉市長は「日本の主食は米。北杜の米は美味しいです」と、市内産の米を贈った。

サンマリノ共和国は、今年建国1710年を迎え、ヨーロッパ初の神社の建立を検討しており、敷地内に神代桜を植樹したいことや、同共和国と友好関係にあるイタリア共和国とバチカン共和国それぞれに、友好のシンボルとして神代桜の苗木の贈呈を検討しているため、マンリオ・カデロ特命全権大使は、白倉市長に協力を要請した。

マンリオ・カデロ特命全権大使は、「日本は海も山も美しく、治安も良いので、もっと観光に力を入れてほしい」といい、「(東日本大震災の影響で)今、ヨーロッパでは、日本が危ない、日本に行くのは怖いと思われている。でも、樹齢2千年の桜の木が育つような場所なので、桜とともに(日本国民が)頑張っていることを伝え、北杜市も紹介していきたい」と語った。

その後、マンリオ・カデロ特命全権大使と佐藤取締役は、武川町の神代桜と真原の桜並木を見学した。