くらし

恩賜林御下賜100周年記念で除幕式

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九月十一日、高根町清里の美し森入口で、「恩賜林御下賜百周年記念報恩の碑」竣工式が開かれ、約八十人が出席した。念場ヶ原山恩賜林保護財産区と石堂山恩賜県有財産保護財産区の主催。

報恩の碑は、敷地面積約五十平方メートルに、高さ約五メートルのインド産緑石の石碑を建立したもので、明治四十四年三月十一日に明治天皇が、県有財産として御下賜して百年を迎えたことを記念し、恩賜林の果たした役割を後世に伝えている。

念場ヶ原山恩賜林保護財産区の清水卓司代表は「(百周年記念で)意義ある立派なものにするため話し合った」とあいさつし、続いて、平成二十一年十一月から記念事業の準備を進めてきた経緯を報告した。

次いで除幕式が行われ、「報恩」の二文字が刻まれた記念碑が姿を現した。