くらし

安全管理委員会の開催求め要請

県環境整備センターの搬入再開に抗議する「明野廃棄物最終処分場問題対策協議会」(篠原出代表)では、平成二十二年十月に発生した漏水検知システムの異常値検知の原因究明がされていないのに搬入再開が納得できないとして、三月十四日、県環境整備センターに要請文を提出した。

要請文では、安全管理委員会の早期開催と安全管理委員会で取り上げられた山梨大学の坂野斎助教の意見書の検討が不十分として、坂野助教の同委員会への招致。安全管理委員会で事故の原因が究明されるまで搬入の再開を見送るよう要請した。

県環境整備センターの丸山哲所長は、要請文に対し「事業団と対応をしていきたい」と語った。

一方、十二日に会見を開いた同対策協の篠原代表は、今回の要請文提出にあわせ同整備センター前での抗議活動を休止することを明らかにしている。

三十一日の午後一時半からは、明野総合会館で総会を予定し、山梨大学の坂野助教を迎えた講演を予定している。