くらし

「東工大実験サイト」完成

市内長坂町の「北杜サイト太陽光発電所」の一角を利用して、東京工業大学と民間企業が参加し、課題解決のための研究を行う「北杜市東工大実験サイト」が完成し、七月三日、北杜市役所で説明会が行われた。

実験サイトでは、太陽エネルギーの利用促進を図るため、日射量や利用装置の基本データの収集を行う。また、研究は太陽電池、太陽熱発電、太陽熱冷却で、同大学と参加企業が共同で研究を行う。

説明会では、北杜市が全国でも太陽エネルギーに恵まれている状況をはじめ、日射量の全てを網羅する「全天日射量」と太陽からの直射日光を測定する「直達日射量」について紹介し、太陽エネルギーを利用した発電量予測、太陽熱冷却装置など、データを共有しながら研究することにしている。