くらし

山火事想定し、消防訓練

日向山中腹から山火事が発生したことを想定した山梨県消防協会峡北支部連合演習が、十月二十日、武川町の大武川河川公園フレンドパークむかわを会場にして開催された。

この演習には、県消防防災航空隊、県中北林務環境事務所、北杜警察署、峡北消防本部、韮崎市消防団、北杜市消防団から、百三十人が参加して行われた。

訓練では、午前九時四十五分に、「日向山で林野火災が発生した模様」と消防団に出動要請があり、各部隊長に消火指示。第一中隊と第二中隊は、大武川に小型ポンプを設置し防火水槽に送水し、この水槽から小型ポンプとホースをつなぐ「遠距離中継送水訓練」が行われ、また、延焼拡大を抑えるジェットシューター隊が消火にあたった。

続いて空中消火訓練に移り、県消防防災航空隊のヘリコプター「あかふじ」による空中散水を行なうため、ヘリコプターが空中散布をするバンビバケットへの給水訓練が実施された。