くらし

認知症について学ぶ

認知症について正しい知識を学び、予防活動を進めようと、十二月二日に、「介護予防講演会」が須玉ふれあい館で開かれ、約三百人が熱心に耳を傾けた。

講師に迎えたのは秋山脳外科の秋山巌院長で、テーマは「知ってあんしん!認知症」。

講演では、「介護疲れしない工夫が必要です」と話し、一人で介護を背負わないように呼びかけた。また、認知症の人との接し方として、自尊心を傷つけないように心掛けるや分かりやすいことを簡単にいう、カレンダーや時計は見やすいものにするなどのアドバイスを行った。

このほか、認知症の予防として「運動」が効果的であることや認知症になったら「車の運転をさせない」、認知症と早期うつ病の区別については、「毎日メモを取って、経過を見ることが必要」などを紹介した。