できごと

農業生産物の現状を紹介

三月二十三日、F1種の栽培作物とミツバチ生存の関係を紹介する「F1種とミツバチへの影響」と題した講演会が高根農村環境改善センターで開かれた。八ヶ岳南麓日本ミツバチの会(柴田武代表)の主催。

講師に迎えた野口種苗研究所の野口勲代表は、「農家が種を取らなくなった理由」を語りはじめ、在来種、固定種、F1種、GM種の違いや収穫までの期間、流通の形態が変わったことで、「味より形が大事になってしまった」とF1種について紹介。

「F1種は一代限りの雑種です」と述べて、小松菜や野沢菜を食べた時に筋が残る理由などを紹介し、熱心な参加者がメモを取っていた。