くらし

ペット同伴、八ヶ岳でおもてなし

犬や猫などのペットを家族の一員として育てている家庭が増加する中、「広域連携でペット同伴の観光客をおもてなししよう」と、四月八日、「八ヶ岳ペットツーリズム協議会」(久米隆司理事長)を設立した。

同協議会には、北杜市や長野県富士見町、原村、川上村など、八ヶ岳を囲む地域の飲食店や宿泊関係など七十九施設が参加している。

この八ヶ岳ペットツーリズム協議会は、近年、ペットと同伴で旅行する観光客が急増し、高速道路のサービスエリア内にもドッグランやペット用の水飲み場が整備され、八ヶ岳周辺でも「清里ワンネット」や「ビーナスラインペットネット」など、ペット同伴の旅行ニーズが広がる傾向にあることから、個々の対応や特定の観光地内でペット同伴に対応するのではなく、県境や市町村の境界を取り払って広域連携で対応することで、観光客の幅広いニーズに応えようと設立された。