できごと

初公開作品や映像展示

小淵沢町の中村キース・ヘリング美術館(中村和男館長)で、「キース・ヘリングとポップワールド:レトロスペクト(回顧)」が開かれている。

今回の展示では、ニューヨークの雰囲気を再現しながら、昭和五十七年にニューヨークのトニー・シャフラジ画廊で初個展を開いた際に出品した防水シートをキャンバスにした絵画作品をはじめ、学生時代に絵を書き上げる様子をビデオで撮影した全編三十三分の上映、版画作品の大作「レトロスペクト」、キースが亡くなる直前に描かれた「フラワー」の作品など初公開作品を含めて紹介している。

また、キース作品に繰り返し登場するシンボルなど、イメージの記号化にもスポットを当てた展示になっている。

入館料は一般千円(小中高生六百円)。問い合せは☎36・8712まで。