くらし

明野金時を使った「芋酒」を発表

大泉町の谷桜酒造有限会社(小宮山光彦社長)では、日本酒の醸造技術を駆使し、新しいジャンルの「芋酒」を七月三日に発表し、五日から販売を開始した。

この「芋酒」は、「あけのGT」という商品名で、市内明野町で生産しているサツマイモの「あけの金時」を使用しているのが特徴。日本酒と同じ製造工程に一〇%のあけの金時を加えることで、サツマイモの香りが楽しめる新感覚の芋酒に仕上がっているという。

三日に行われた新製品発表試飲会で小宮山社長は、テレビ番組のワンシーンに登場した「芋酒」に強い関心を寄せ、あけの金時を使用して三年間の試し醸造を重ねてきたことを紹介し、山梨県の特産品として積極的な販売を目指しているという。

また、名称の「あけのGT」のGTは、金(GOLD)と時(TIME)から取り、「シャレも一つ必要です」と笑いを誘った。

あけのGTは、甘口と辛口の二種類で、七二〇㍉㍑(千五百円)と一八〇㍉㍑(四百円)で販売する。