くらし

夏休み一日だけの特別授業「津金学校」

須玉町の津金学校を会場にして、八月十八日、一日だけの登校日「津金一日学校」が開かれた。NPO法人文化資源活用協会(高橋正明理事長)の主催。

津金一日学校は、今回で三回目になり、毎年様々なジャンルの人を先生に迎えて、小学生に学ぶ楽しさを伝えている。

開校式で豊嶋秀樹教頭は「(津金一日学校は)変な学校です。変な先生が変なことを教えてくれます」と参加者に語りかけ、一校時目では、坂本大三郎先生を迎え、「山伏」について紹介した。

坂本先生は、山伏の格好で登場し、「昔は町に一人はいて、医者の役目や寺子屋の先生をしていた」と山伏について語りはじめ、自らが山伏として修業する様子をスライドで映しながら紹介した。

続く二時間目では池田晶紀先生を迎え「ふざける」時間として、適度な緊張感の中でふざけると笑いが起こるとして、「面白い写真を作ろう」と、子供たちを巻き込んで写真撮影のポーズを要求。完成した写真を連続で写し出し、会場の笑いを誘った。

池田先生は、授業の最後に「面白い写真を作ることをやってもらいたい。未来の自分を笑わせて下さい」と写真を通した空間づくりを語った。