北杜市総合防災訓練実施

糸魚川ー静岡構造線地震が発生し、市内で震度六強を観測したーを想定した北杜市総合防災訓練が九月一日、高根体育館を主会場にして開催された。

当日は、地震により家屋の倒壊や道路、橋りょうの損壊、がけ崩れ、ライフラインの寸断などを想定し、災害対策本部の設置、避難誘導、避難所の開設、炊き出し・給水訓練、消火訓練などが行われた。

また、今回初めて「孤立地区」を設け、東清里区に通じる道路が寸断したとして、陸上自衛隊による孤立地区の情報収集と緊急物資搬送訓練が行われ、災害対策本部と東清里区で衛星電話を使った交信が行われた。