くらし

北杜市暮らしを楽しく、Y-INGが冊子寄贈

山梨県内の印刷業や印刷関連業約二十社で組織する「Y-ING(やまなし情報メディア研究会)」(山本政人幹事長)では、県外から山梨県に移住した人や移住を希望する人に向けた暮らしの情報冊子の北杜市版をまとめ、九月十二日、約千冊を北杜市に寄贈した。

この冊子は、「ようこそ、山梨〜山梨暮らしを楽しく過ごすヒント集」で、十二㌻。「甲州弁を話そう」、「旬のものを美味しくいただく」、「メンバーのおすすめスポット」、「山梨の名物料理」などを、アンケート調査を元に構成し、県内に転入した人や希望者に向けた内容になっている。

今回、冊子をまとめた前幹事長の秋山剛さんは、「会社の周りを掃除したりするCSR活動(社会的責任)を通して、地域が元気になるには、どんなことをやろうかと、情報を集めて冊子を作ることになった」と話す。

また、同研究会の小泉徹さんは「東京に近くても、山梨独自の言葉(方言)があるので、メンバーが、県外から来た人の話しを聞いて(分かりにくい言葉を)集めてみた」と話す。

同ヒント集は市役所の市民課窓口に置いて、転入者や相談者に配布することにしている。また、メディア研究会では、北杜市版以外の冊子づくりも検討することにしている。

問い合せは☎055-243-2008まで。