くらし

清里の自然にふれる子供たち

子供たちの日々のできごとをカメラのファインダー越しに記録する公益財団法人キープ協会職員の小西貴士さんが、「子どもは子どもを生きています」(千六百八十円)と題した写真集をフレーベル館より出版した。

この写真集は、B五判の変形で七十五㌻。聖ヨハネ保育園やキープ自然学校に参加する子供たちがキープ協会の敷地で繰り広げるワンシーンを紹介しているもので、発見や仲間割れ、ハプニングなどを絶妙なタイミングで撮影している。

小西さん、「子供讃歌」をテーマに撮影しており、「子供っていいよねや愛おしいなと思う時に、言葉で伝えるのが難しいと思うものを写真の力を借りて表現しています」といい、「学校の先生やお父さん、お母さん、高校生や大学生などに手に取ってもらいたい」と話す。

また、写真を撮り続けているフィールドの清里の森の自然について「環境が残っていることがこの地域の宝だと思う。これからも撮り続けていきます」と話している。

問い合せは長坂町の清文堂書店(☎32・2032)まで。