くらし

白倉市長、処分場閉鎖に「不本意で誠に残念」

二度にわたる漏水検知システムの異常検知により、操業を停止している明野町の県環境整備センター(以下:処分場)の操業再開について、十一月二十七日、横内正明知事は、操業再開を断念し、「閉鎖」を発表した。

処分場の閉鎖発表後の十二月四日、北杜市十二月定例市議会が開会し、白倉政司市長は所信表明の中で処分場問題にふれた。

白倉市長は「県の決断を尊重したい」といい、「(処分場は)産業廃棄物の自県処理の県の方針に応えて位置づけられた」とし、「当時の明野村を二分し、二重、三重の苦しみを乗り越えて今日を迎えている。(処分場の閉鎖は)不本意で誠に残念」と語った。

また、閉鎖後の施設の管理や処分場の跡地のあり方について「県・県環境整備事業団に対し、責任ある対応を求める」と考えを述べた。