くらし

北杜市消防団出初式

地域防災の〝要〟となる「北杜市消防団」の出初式が、一月十二日、長坂総合スポーツ公園で開催され、消防団員千八百八十四人が参加した。

同消防団の三井正樹団長の訓示では、災害時の初動対応が重要であることや豪雪、竜巻などの自然災害への対応、団員の確保が難しくなっていることなどが語られ、「『地域の安心安全は、我々が守る』と活動したい。忍耐強い団員になってくださいと」と述べた。

白倉政司市長による告辞では、台風の警戒や行方不明者の捜査協力など「昼夜を問わずの活動に、敬意と感謝を表します」と団員に労いの言葉を述べ、「本年も、市民の安全安心な一年になるよう、リーダーとしてますますの精進をお願いします」と語った。

当日は、県消防協会功労表彰をはじめ、峡北消防本部消防長表彰、市長表彰など約三百人が表彰された。

団員による操法の披露では、大泉分団が小型ポンプ操法を披露し、続く分列行進では、市内八つの分団が隊列を組んで行進し、勇姿を披露した。