くらし

谷桜で、恒例の蔵開き

大泉町の谷桜酒造有限会社(小宮山光彦社長)で、三月一日と二日に恒例の蔵開きが行われ、約千二百人が新酒の味に舌鼓を打った。

開会のあいさつで小宮山社長は、昨年の夏の暑さで米がもろく、「辛い酒にならなかったが、味の乗った酒になった」と今年の仕上がりを紹介した。

試飲コーナーには、大吟醸をはじめ、古銭屋、粒々辛苦の日本酒と昨年四月から発売された芋酒「あけのGT」の甘口と辛口の五種類が提供され、試飲コーナーは多くの人で賑わった。

また、今回の蔵開きでは、芋酒に炭酸を添加したスパーリング酒(あけのGTS)を限定生産し、販売に向けて検討していると語った。