くらし

総会で、会長犬「ナルト」があいさつ

家族と一緒にペットを連れて旅行する家庭が増加する中、ペット連れ旅行者の環境を整えようと、昨年四月に発足した「八ヶ岳ペットツーリズム」(久米隆司理事長)の第一回総会が、四月十六日に諏訪郡原村の八ヶ岳自然文化園で開かれた。

八ヶ岳ペットツーリズムは、昨年、北杜市や長野県富士見町、原村など、八ヶ岳周辺の宿泊施設や観光施設約八十施設が参加して発足。ペットと一緒に歩く「ワンワンウォーク」をはじめ、飛行犬撮影会、スノーシューツアーなどのイベント開催のほか、「八ヶ岳ペットネット大図鑑」によって施設紹介などを行った。

当日の同協議会の総会では、昨年十月に開かれた選考会で選ばれた同協議会「会長犬」の柴犬ナルト(原村)によるあいさつが行われ、会場を和ませた。

続いて久米理事長は、約八十施設によって発足後、フリーペーパーの発行やイベント開催を行い、現在は約九十施設十市町村が参加していることを紹介。「全国でも(ペット同伴の)会が始まっている」、「この一年間試行錯誤を繰り返した。今後会が発展するかは、会員の努力次第」と語った。

議案審議では、平成二十五年度の事業報告と会計報告が行われ、二十六年度の事業では、ペット同伴のウォーキングや星空映画祭、スノーシューなど四季を通したイベントを計画。また、八ヶ岳ペットネット大図鑑を七万部発行することが説明され、承認された。