くらし

ユニークな丸太に、ハチが営巣

日本ミツバチの飼育を十年ほど前から始めている高根町蔵原在住の栗林栄男さん(56)が用意したキリノキの丸太に、昨年春、日本ミツバチが自然に営巣。「(昨年の)秋に蜜を搾らずに、一年置いたので、どれくらい蜜が搾れるのか楽しみです」と話している。

キリノキの丸太は、直径五十㌢、高さ六十㌢で、樹皮の模様がアニメに登場するネズミ男に似ていたことから、遊び心で目を付け、口の部分に切り込みを入れた。

栗林さんは「(キリノキに)もしかしたら、ハチが入るかもしれない」と、自宅西側の林前に設置したところ、昨年春に営巣していることを確認したという。「分封していないので、自然に入ったと思う」と、来月予定している蜜搾りを心待ちにしている。