できごと

増富地域の素材発信

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須玉町の増富温泉峡を拠点に、増富暮らしの楽しさを首都圏に向けて発信する「増富BASE」(山田修代表)による「〜寒いから作れる保存食〜第一回凍み大根づくり」が、一月十一日に行われ、インターネットの呼びかけで集まった約十五人が、凍み大根づくりに挑戦した。

凍み大根づくりは、明野町で収穫した三百本の大根を使い、水洗い、皮むき、輪切りにして、大釜で芯まで茹でて麻ひもを通し、本谷川に一晩浸しておき、翌日、軒下に干して乾燥させる。完成は、二月頃の予定。

参加者は、大根洗いや皮むき、輪切り作業を分担して行った。神奈川県茅ヶ崎市から家族四人で参加した清水謙さん(40)は、農業や食に関する関心が高く、地元でも小規模農業を行っていると話し、「子供たちと一緒の機会が少ないので、こういう体験もいいですね。(凍み大根の)味が楽しみです」と話している。

増富BASEは、花豆や凍み大根、増富きゅうりなど、昔からの素材を活かした情報を発信しており、三月には味噌づくりを予定している。参加者も募集しており、詳しくは☎080‐4196‐5440(山田)まで。