できごと

夏山シーズン到来!八ヶ岳で山開き

yamabiraki

七月一日、大泉町の天女山駐車場を会場にして、夏山の到来を告げる「八ヶ岳山開き式」が行われ、本格的なシーズンを迎えた八ヶ岳の登山の安全を祈願した。

この「八ヶ岳山開き」は、八ヶ岳観光協会の小淵沢町、長坂町、大泉町、高根町の四支部で構成される「八ヶ岳観光連絡協議会」(小宮山光彦会長)の主催。二年ごとに各町の会場を巡回して開催しているもので、来年は高根町の順番となっている。

当日はあいにくの雨となったが、八ヶ岳観光連絡協議会や地元山岳会、北杜市役所の関係者ら約三十人が参加し、八ヶ岳神社の藤森計雄宮司を迎えた神事が執り行われた。

式のあいさつに立った小宮山会長は、「八ヶ岳が、富士山にも負けない観光地として全国に名を馳せるよう、世の中に(八ヶ岳が)安全の山だとアピールしていきたい」と語った。

また、北杜警察署の加々美誠署長は、「昨年の全国における遭難件数は、過去最大にのぼり、北杜市は、十五件だった。今年の市内における遭難件数は、すでに十二件となっており、安全に過ごしてもらえるよう署でも尽力していきたい」と話した。

同日には、甲斐駒ヶ岳の開山式も行われている。

◎北杜市の情報は八ヶ岳ジャーナルまで