できごと

「谷桜」で、恒例の蔵開き

tanizakura 大泉町の酒造有限会社「谷桜」(小宮山光彦代表)で、3月5、6日、恒例の蔵開きが行われ、約1500人が搾りたての新酒の出来に舌鼓を打った。

蔵開きであいさつに立った小宮山代表は「昨年の米の出来は実が柔らかかった。冬は寒暖の差が激しく、温度管理が大変だったが、例年よりも良い出来になっている」と今年の酒の仕上がりを紹介した。

今年の試飲には「大吟醸」をはじめ、「古銭屋」、「サクラサクラ」の3種類と、純米吟醸の「粒粒辛苦」のほか、蔵開き限定でリンゴ酸生成酵母を使った日本酒が振る舞われた。

同社ではこのリンゴ酸生成酵母の日本酒を「生いき」にブレンドし、清涼感のある飲み口に変えて販売を予定しており、今年の夏の出荷を検討している。

高根町から友人と一緒に参加した浜口真理さん(54)は「歩いて来ることが出来る唯一の酒蔵で、毎年楽しみに参加している。大吟醸を飲んだが、すっきりとした味わいで美味しい」と話した。

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