できごと

山梨英和ダグラスこども園で環境学習会

kankyougakusyuuリサイクルや、ごみの減量などの方法を子供たち知ってもらおうと、6月24日、富士見の認定こども園山梨英和ダグラスこども園(大木正人園長)の年長を対象に「環境学習会」が開かれた。市役所環境課と市環境事業協同組合(向山陽一郎理事長)の共催。

この学習会は、昨年から市内の保育園や夏休み期間中の学童保育利用者(1〜6年生)に、家庭で出る不要物の再利用や、ごみの減量への取り組みを啓発する目的に開いているもので、市内こども園では初めての取り組み。

当日は、年長の18人を対象に、スクリーンシアターの読み聞かせや、牛乳パックを使った小物入れの工作、ごみやリサイクルについての4択クイズを行い、問題を聞いた園児たちは、プラカードを持った先生の前へ並び、正解に一喜一憂しながらごみについて学んだほか、園庭では、ごみ収集車(パッカー車・回転板式車)の働きや実演が披露され、ごみ収集方法を学習した。

やまなしエコティーチャーで市環境事業協同組合の篠原充専務理事は「家庭で行っているごみの分別などを、学習会を通して子供たちが『気付く』きっかけになってほしい」と話し、子供の環境教育を推進することで、家庭におけるごみ減量意識の向上へ繋げたいという。

年長を担任する坂本美夏先生は「環境問題に触れる機会の少ない子供たちが、視覚的にも楽しめて身近な問題について学ぶことができました」といい、学習会に参加した坂本陽香さん(6)は「牛乳パックの工作や、クイズが楽しかったです。いつもは見れない、ごみ収集車の動きも凄かった」と話した。

◎韮崎市の情報は韮崎ジャーナルまで