韮崎エリア

まちなかアート11枚目、30日に作業を予定

shutter

商店街の空き店舗のシャッターに絵を描いて、商店街を歩くきっかけづくりとアート作品の発表の場を目指した「まちなかアート発表事業」の11枚目の作品制作が始まった。

7月3日に行われた作品の準備活動には、画家の羽中田桂子さんをはじめ、有志6人が参加。市役所東交差点前の元電器店のシャッター(高さ2㍍×幅4㍍)の清掃とさび止めの塗装などを実施した。

今回制作する作品は、民話「富士山と八ヶ岳の背くらべ」で、八ヶ岳の頭が八つに割られ、涙で川ができたというシーン。

このまちなかアート発表事業は、韮崎市まちなか活性化事業の一環として、平成26年度と27年度の2カ年行われ、市内に伝わる「赤牛伝説」や「日本のへそ」、「坂の上の狐」など、10の民話作品が完成している。

3日に行われた作業は、絵を描いていいというシャッターが見つかったことから、有志が行ったもので、清掃とさび止め、下絵までを行い、今月30日の作業で完成させる予定。当日は、午前9時開会で、雨天の場合は延期。問い合わせは☎37・4423まで。