くらし

県内トップで、稲刈り

shinmai

長坂町の農業法人こぴっと(三井勲代表)で、8月9日、早生品種の「五百川」の稲刈りがスタートし、盆中から新米として販売を始める。稲刈りは、昨年より10日早くなったという。

五百川は、コシヒカリの突然変異種として福島県で発見され、こぴっとでは、2013年から栽培を開始している。

今年は4月29日に田植え作業が行われ、3ヵ月と10日ほどで稲刈り作業に入っており、一般的な刈り取りに比べて、1ヵ月半早い収穫になっている。

今年の五百川の作付面積は、約6・5㌶で、27㌧の収穫を見込み、盆中からパーキングなどで新米として販売する計画のほか、台湾などの海外にも出荷する計画。

また今年、五百川が山梨県産銘柄に登録されたことを受け、「山梨県産五百川」として販売するという。

当日は、関係者が見守る中、コンバインを使った稲刈り作業が行われ、県内トップで流通に乗る山梨県産新米に、関心が集まっていた。