できごと

森林体験教室が開催

shinrintaiken穴山町の兜山公園で、8月3日、市内の小学5、6年生35人を対象にした「森林体験教室」が開かれた。市農林課と穴山町ふれあい協議会の主催。

この体験教室は、平成22年から、森で遊ぶ機会の減った子供たちに自然の素晴らしさや、森の中での遊び方を体験してもらおうと企画されたもので、今年は7月27日に小学1、2年生の部、28日に3、4年生の部の同体験教室が行われた。

当日は、森林インストラクターの安藤義樹さんを講師に迎え、ロープの結び方を学ぶロープワークや、タオルやバンダナで目隠しをして、ロープを頼りに進むネイチャーゲームなどを行い、子供たちは「(目隠しをしていると)坂道が、崖にいるみたい」と話し、ゆっくりとゴールを目指していた。

安藤さんは子供たちに向けて「機械や電気を使わなくても、わくわくした遊びが出来ます。自然を感じて、感性を磨く夏休みにしてほしい」といい、「今日という日は、2度とやってきません。古里の森で過ごして感じたことを一生忘れないでほしい」と語り、最後は参加者全員で「ありがとう」と感謝の言葉を森に贈った。

市立韮崎北西小学校の浅川暢俊さん(5年)は「森の中で自然のことをたくさん学ぶことが出来ました。森がなくならないように、自分で出来ることをしていきたい」と話した。

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