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山言葉には、面白い表現が沢山ありますが「海老の尻尾」もそのひとつで、冬の高山で見られる気象現象です。

真冬の低温時に空気中の水分が氷となって樹木や岩に張り付き、そこに風に送られた霧状の水分が付着して風の方向に伸びると、まるで海老の尻尾のような形状になります。

因みに、これが大きくなると樹氷となり、更に樹木全体を覆うように成長すると蔵王や八甲田山で見られるモンスターといわれる自然の造形美を創り出します。

ところで八ヶ岳では、北八ヶ岳ロープウェイ駅周辺を探索すると雪原のあちこちに「海老の尻尾」が見られます。寒さ対策を万全にして出掛けて見ませんか?

勿論、その後は暖かい「海老天ぷらうどん」がなによりです。また、尻尾はカルシウム等々の栄養価も高いので残さずに頂きましょう。

(文・写真 坂本鋼治)


カテゴリー: 八ヶ岳自然散策