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「藤井町生涯学習フェスタ」開催

fujiifes 「藤井町生涯学習フェスタ16」(同実行委員会の主催)が、2月5日、東京エレクトロン韮崎文化ホールを会場に開かれ、約300人の参加者が講演や舞踊、詩吟などの発表を通して生涯学習について理解を深めた。

この生涯学習フェスタは「第32回生涯学習推進の集い」と「第42回文化祭」の合同事業として行われたもので、今年は「文化活動を盛り上げ、ふれあい・学びあいの輪を広げよう」をテーマに藤井公民館や分館などで取り組む舞踊や華道、写真などの部が、1年間取り組んできた生涯学習の成果を発表した。

オープニングでは、藤井公民館で保存・伝承している市の無形民俗文化財「四ツ打ち」が披露され、会場から大きな拍手が送られた。
続いて、NPO法人「Mom」の堀内詠子代表を講師に迎え「生きる笑顔をありがとう」を演題に講演が行われ、実体験を基にした介護などの手記を朗読。「日々介護をする自分たちは、現実を受け止め、次のステップを考えなければならない。しかし、時折訪れる人と常に介護に関わる人とでは考え方が違う」と話し、「時折訪れる人の言葉を責めることはできませんが、『頑張って』の言葉は慎重に気持ちを込めて言ってほしい」と話した。

深沢俊夫実行委員長は「年々参加者が増えている。発表者が高齢化しているが、芸術を元気の源として活動してほしい」といい、「芸術文化の発表の場として今後もフェスタを継続し、途絶えさせてはいけない」と話した。

◎韮崎市の情報は韮崎ジャーナルまで。